ジェネリック医薬品について

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ページ番号1001607  更新日 2024年9月20日

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ジェネリック医薬品(後発医薬品)をご存じですか?

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは?

イラスト:医薬品

新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に、製造販売される新薬と同一の有効成分を同一量含み、同等の効き目がある(※1)医薬品のことです。

ジェネリック医薬品のポイント

医療機関等で支払うお薬代が安くなります

新薬の開発には多額の開発費がかかり特許で守られていますが、ジェネリック医薬品は新薬の特許が切れた後に同じ有効成分で製造するため、開発に要する費用や期間が少なくて済むからです。(※2)

医療費の適正化に貢献します

ジェネリック医薬品を使用することで、医療機関等で支払うお薬代が安くなるとともに、医療保険から医療機関等へ支払う医療費が軽減されることにより、医療費の適正化が図られます。
医療費の適正化は、保険料の負担軽減にもつながります。

ご注意いただきたいこと

ジェネリック医薬品の有効成分は、新薬と同等ですがその他の添加剤の違いから新薬と飲み合わせ等が異なる場合がありますので、医師や薬剤師に相談してください。

ジェネリック医薬品に変えるには?

受診の際、医師または薬剤師に「ジェネリック医薬品希望シール」(※3)を貼った保険証、診察券、お薬手帳等を提示してください。従前の「ジェネリック医薬品希望カード」をお持ちの方は、そのまま使用することもできます。

イラスト:注意

ジェネリック医薬品を希望される場合は医師・薬剤師によくご相談ください


  • (※1)新薬が効能追加を行っている場合など、異なる場合があります。
  • (※2)すべてのお薬にジェネリック医薬品があるとは限らないため、変更できない場合もあります。事前に、医師や薬剤師に相談してください。
  • (※3)被保険者証(保険証)の更新時に同封されています。また、お住まいの市区町村の医療保険の窓口にもあります。

ジェネリック医薬品差額通知について

年3回(6月・10月・2月)医療費通知の裏面に印刷する形で送付しています。

対象者:ジェネリック医薬品に切り替えることで1剤当たり100円以上の軽減が見込める被保険者の方

対象の方については、ジェネリック医薬品差額通知を送付した翌月から4か月間効果検証を行います。
薬価制度や診療報酬の改定により、薬局や医療機関等における後発医薬品の使用促進が図られていることもあり、令和5年度は17.7%の方がジェネリック医薬品に切り替え、その軽減効果額は5億3,785万7,837円でした。
また、ジェネリック医薬品全体の使用率は令和5年度末時点で81.4%(国の目標は令和5年度末までに80%以上)でした。

このページに関するお問い合わせ

給付課保健事業グループにお問い合わせください。